北海道日本ハムファイターズの本拠地となるFビレッジの新球場「ES CON FIELD HOKKAIDO(エスコン フィールド)」!
注目される施設が多数併設されていますが、この球場の両翼や広さ、収容人数はどのようになっているでしょうか。
また、従来の本拠地球場であった札幌ドームとの比較も気になります。
今回は、エスコンフィールド北海道と札幌ドームの両翼や広さ、収容人数などを比較してみたいと思います。
両翼とフェンスの高さを比較!エスコンフィールドはホームランがでやすい!
日本ハムファイターズの旧本拠地球場である札幌ドームと、現在の本拠地球場であるエスコンフィールド北海道を比較すると、左右中間とフェンスの高さに大きな違いがあります。
札幌ドームのフェンスの高さはプロ野球12球団中でも最も高く、5.75mですが、エスコンフィールド北海道の場合は半分以下の2.8mに設計されています。
フェンスの高さも一定ではないが、低いところでは約2.8メートルとなっており、打者有利の球場となることが予想される。
エスコンフィールドは左翼約97メートル、右翼約99メートルに代表されるように、左右非対称のデザインとなっている。
さらに外野フェンスは、両翼から中堅にかけて直線的となっていて、膨らみが小さいことが特徴だ。
札幌ドームは両翼100メートル、中堅122メートルと国内最大級の広さに加えて、外野フェンスの高さが5.75メートルと12球団の本拠地球場の中で最も高かった。
そのため、選手たちがフェンスを直撃していた打球の何割かはエスコンフィールド北海道ではホームランになる可能性が高まります。
この違いによって、日本ハムファイターズだけでなく対戦チームもホームラン数が増えることが予想されます。
今季まで日本ハムの本拠地だった札幌ドームは両翼100メートルに加え中堅122メートル。日本屈指の広さを誇っていたばかりか、外野フェンスも5・75メートルと高く、これが今季〝フェンス直撃安打〟10本以上に及んだ清宮の本塁打数に少なからず影響を及ぼしていた。だが、新球場は左翼97メートル、右翼99メートルの非対称に加え、フェンスの高さも低減。特に右翼フェンスの一部は2メートル前後と低いため、左打者の本塁打が今季に比べ激増する可能性がある。
エスコンフィールド北海道と札幌ドームの【収容人数の違い】とは?
エスコンフィールド北海道と札幌ドームを比べると、収容人数が異なります。
エスコンフィールド北海道の収容人数は約3万5000人、一方で札幌ドームの収容人数は約5万3000人です。
面積はあまり変わらないですが、収容人数に大きな差がありますね。
エスコンフィールド北海道の座席数と収容人数が違う理由は?
エスコンフィールド北海道の収容人数が約3万5000人なのに、座席数が約3万という点に疑問を持たれる方もいるでしょう。
実は、エスコンフィールド北海道には立見席や観戦エリアがあり、これらは座席数にはカウントされませんが、収容人数にはカウントされます。
360°自由に行き来できる回遊型のコンコースや温浴施設なども含めて、これらが収容人数にカウントされるため、エスコンフィールド北海道の収容人数は約3万5000人となるのです。
まとめ
エスコンフィールド北海道と札幌ドームを比較すると、エスコンフィールド北海道の両翼は左翼が97m、右翼が99m、中堅は121mとなっており、グラウンド面積は約12,000㎡、収容人数は最大で35,000人(座席数は約30,000席)です。
ただ、札幌ドームと比べると、収容人数は約6,000人少なく、広さもやや狭い球場となっています。
また、エスコンフィールド北海道の左右中間とフェンスの高さが低く、左中間・右中間の膨らみが小さい形状になっているため、ホームラン数が増えることが予想されます。