札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)にて警備ロボット「SQ-2(エスキューツー)」の本格稼働を開始



SEQSENSE株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:中村 壮一郎、以下SEQSENSE)は、チュウケイ株式会社(本社:札幌市中央区、代表取締役社長:稲葉 隼介)の協力・運用のもと、2025年4月10日(木)から「札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)(以下チカホ)」にて、自律移動型警備ロボット「SQ-2」の本格稼働を開始いたしました。

 

チカホにて運用中のSQ-2 

SEQSENSEは「世界を変えない。」というミッションを掲げ、深刻化する働き手不足の解決策として、自律移動型ロボットの開発・製造・サービス提供を行っています。現在は自律移動型警備ロボット「SQ-2」を中心にサービスを提供しており、2019年のローンチ以降、日本全国でロボットを導入し、警備現場での実績を重ねています。

 

SEQSENSEはチュウケイ株式会社及び札幌市の協力により、昨年11月に警備ロボット「SQ-2」活用に向けた検証を行いました。その結果、SQ-2導入の効果が認められたため、今回の本格導入に至りました。

 

【SQ-2が担う警備業務】

■巡回

SQ-2は警備員の操作による臨時巡回や、スケジュール設定に基づく定時巡回に対応可能です。指定されたポイント間を自律的に走行し、巡回が完了すると自動で充電ステーションに帰還して充電を行います。

チカホでは通行可能時間の5:45から24:30の間、状況に応じて警備員に代わりSQ-2が巡回を行うことで、警備体制の強化に活用されます。

また、SQ-2には、事前に設定した音声アナウンスを再生する「声かけ再生」機能が搭載されています。巡回中に歩行者へ「歩きスマホ」に対する注意喚起や館内での迷惑行為に関するアナウンスを流すことで、禁止行為の抑止を図ります。

 

■立哨

SQ-2はスケジュール機能を使用することで、決まった時間に立哨を行うことができます。チカホでは早朝・深夜の時間帯に通路内を監視することで、異常発生の迅速な発見に貢献します。

 

今後もSEQSENSEは働き手不足や生産年齢人口の減少といった社会課題への解決策として、実務利用できるロボットの社会実装を進めてまいります。

 

 

【警備ロボット「SQ-2シリーズ」について】

SQ-2は、3次元センサー技術・自己位置推定アルゴリズム・リアルタイム経路計画アルゴリズムなど高度なテクノロジーを駆使することで生まれた自律移動型の警備ロボットです。

独自の3DLiDARを搭載しており、警備対象物件の詳細な3次元マッピング、歩行者をはじめとした動体検知、環境の変化を検出することが可能です。

立哨・巡回・来館者対応といった警備業務の全面的あるいは部分的な代替を行うことで、施設の管理コスト削減に貢献します。

さらに、SQ-2は定期的な遠隔アップデートにより、新機能の実装や不具合解消を行うため、常に最新の状態でご利用いただけます。

◇札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)

所在地:北海道札幌市中央区北3条西4丁目

 










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