お盆を過ぎると流れるストーブやスタッドレスのCMに唖然とする



 

北海道では、お盆を過ぎてもまだ夏を楽しみたいという気持ちが強い。しかし、地域やその年の気候によっては、夜になると肌寒くなり、長袖が必要なことも珍しくない。特に8月の終わりには、テレビでストーブやスタッドレスタイヤのCMが流れ始め、「もうそんな時期か」と思わずつぶやきたくなることもあるだろう。

 

冬の準備を促すこれらのCMは、イソップ寓話のアリとキリギリスを思い起こさせる。早めに準備をしなければ、キリギリスのように冬本番を迎えてから慌てても手遅れだ、と言われているように感じる人もいるかもしれない。

 

スタッドレスタイヤのCMには有名タレントが登場することがあり、その華やかさは目を引くが、「この人、本当に北海道の冬道を運転するのだろうか?」と疑問を抱くこともある。一方で、ストーブのCMは「あたたかな家族団らん」をテーマにしたものが多く、秋になるとその温かさや家族の絆、そして北海道ならではのロマンを感じさせる内容が流れることがある。

 

夏が終わりに近づくとともに、徐々に冬への備えを意識させられる北海道の風物詩として、これらのCMは独特の存在感を放っている。

 










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