札幌国際大学短期大学部、2026年度以降の学生募集停止を決定



 

札幌国際大学短期大学部は、2026年度以降の学生募集を停止することを決定した。2025年1月31日の理事会において、この決定が正式に承認された。これにより、2025年度入学生が最後の入学者となる。

 

同短期大学部は、1969年に女子短期大学として開学し、2023年には男女共学化を果たした。長年にわたり、時代のニーズに応じた学科の設置や定員増を行い、豊かな教養と実務能力を備えた人材を育成してきた。これまでに2万5,000人を超える卒業生を輩出し、多方面で活躍している。

 

しかし、近年は18歳人口の減少や4年制大学志向の高まりを背景に、全学科で定員割れが続いていた。こうした状況を受け、さまざまな制度的・教育的改善を試みたものの、入学者数の増加には至らなかった。そのため、慎重な検討の末、学生募集の停止を決定するに至った。

 

なお、2025年度入学生を含む在学生への教育や進路支援については、これまでと同様に万全を期す方針である。また、卒業後の証明書発行や同窓会活動についても、支障がないよう適切に対応するとしている。

 

 










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